子供の葬儀参列とメガネの色の注意点
大人の場合は黒や茶色の落ち着いたメガネを選ぶのがマナーですが、子供(幼児から中高生)が葬儀に参列する場合、学校生活や日常生活で使用しているメガネが、赤や青、ピンクといったカラフルなフレームであることは珍しくなく、それを買い換えてまで参列すべきなのか親御さんは悩むところです。結論から申し上げますと、未成年者、特に小学生以下の子供に関しては、メガネの色やデザインのマナーは大人ほど厳格には問われませんので、普段使っているメガネをそのまま着用して参列しても、周囲から白い目で見られることはまずありません。子供にとってメガネは視力を補正するための医療器具であり、予備を持っていないことも多いため、無理に大人用の地味なメガネをかけさせたり、裸眼で過ごさせたりして転倒や体調不良を招く方がよほど問題だからです。ただし、中学生や高校生になり、制服を着て参列するような年齢になると、徐々に大人と同じマナーが求められるようになりますので、もしスポーツ用の真っ赤なフレームや、極端に奇抜なファッションメガネしか持っていない場合は、可能であれば予備の地味なメガネを用意するか、コンタクトレンズの使用を検討する方が、本人も恥ずかしい思いをせずに済むかもしれません。また、参列する子供が親族側(遺族側)に座る場合は、一般参列者よりも注目を集める立場になりますので、あまりに派手なキャラクターもののメガネなどは、一時的に外させるか、目立たないように配慮することも親の務めと言えるでしょう。とはいえ、最も大切なのは子供が故人とお別れをする気持ちですので、形式にとらわれすぎて子供にストレスを与えるよりも、「そのままでいいんだよ」と安心させてあげて、静かに式に参加できるようにサポートしてあげることが何よりも大切です。